恒例の年賀状クイズの解答です!
線で結ぶと以下のようになります。みなさん、合ってましたか?(^^)v
大犬の陰嚢(オオイヌノフグリ)
花の直径は5mmくらいのかわいい小花。固まって咲いているととても綺麗です。
日本在来種の「犬の陰嚢」より少し大きめなのでこの名前がついています。
ちなみに「フグリ」は睾丸のこと。花の後ろにつく実が二つ並んでるのでということらしいですが、かわいい花なのにちょっとかわいそうですね・・。
犬酸漿(イヌホオズキ)
北海道から沖縄にかけて広く分布し、道端や空き地などに普通に生えていますが、近年見られるものは外来種と考えられていて北海道ではブルーリストのA3ランク(生態系への影響が報告または懸念されている)となっているそうです。
ちなみに毒草なので、間違っても食べないでくださいね(^^;
犬薄荷(イヌハッカ)
原産地はヨーロッパから西アジア。日本では北海道から四国にかけて帰化しているそう。花の名前に「犬」がつくと「劣る」とか「役に立たない」「食べられない」などの意味になるようで、この場合もハッカに似ているけどメントール成分は含まないということだそう。
ただし、猫が喜ぶ成分があって英名はキャットニップ(猫が噛む草)というそう。猫が犬を噛む?(^^;;
犬サフラン(イヌサフラン)
原産地はヨーロッパ、西アジア、北アフリカ。日本には明治時代に渡来したそう。
サフランに似ているけど食材としては役に立たないので「犬サフラン」なのだそう。ワンちゃんが怒りそうだね(^^;
ちなみにコルヒチンという毒を含み、間違って食べると呼吸麻痺を起こすことも。
花言葉は「危険な美しさ」。なるほど・・・。
犬菊芋(イヌキクイモ)
当教室の植物・昆虫博士♪の きなこさんも知らなかったという花。それだけでちょっと嬉しい私(^^;
菊芋と非常に近い種類らしく、両者を区別しないという説もあるそう。
菊芋の塊茎は食用や飼料用とされるけど、イヌキクイモの塊茎はキクイモより小さくて「役に立たない」ということで犬キクイモという名前になっているそうです。
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